2023年3月31日金曜日

診療情報共有の落ち度が指摘された裁判例の教訓 平井 利明氏(中村・平井・田邉法律事務所、弁護士)


電子カルテの導入に伴い、院内における医療情報の共有化は、紙カルテの時代に比べると容易になっているといえます。しかし、電子カルテに収載される医療情報が膨大になってくると、それらの情報を全てチェックすることが困難になり、適度な量の情報をピックアップしてサマリーとした上で医療情報の共有化を図ることが多くなります。このような場合、サマリーの内容が適切でなければ、サマリーを利用して行われる診療に影響が生じることになりかねません。

今後の電子カルテで重要視される機能はサマリだと思う。

電子カルテが普及して医師は大量のデータを確認しないといけなくなり見落としは訴訟につながるリスクを持つ。

今後電子カルテの共有化が進めばそのリスクはさらに高まる。

電子カルテのデータ共有もカルテ全体の共有ではなくサマリの共有から進むと思われる。

何を共有する必要があるかは現在議論が進んでいるはず。電子カルテはいかに負担なくデータを抽出できるかが求められる。

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